旧師団長官舎の位置図と現況写真(資料:上越市)
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旧今井染物屋の位置図と現況写真(資料:上越市)
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 新潟県上越市は市所有の2棟の歴史的建築物の活用についてサウンディング型市場調査を実施する。対象となるのは旧師団長官舎(1910年建設・1993年移築、木造2階建て・一部平屋、延べ面積429.39m2)と、旧今井染物屋(19世紀中頃の建築物、木造二階建・延べ面積514.3m2)だ。調査実施は9月26日から28日で、申し込み締め切りは9月20日。8月24日には事前説明会・見学会を実施する。こちらの締め切りは8月20日となっている。

 旧師団長官舎は、市ではレストランとしての活用を想定する。旧今井染物屋は、拠点エリアの魅力を高める体験施設としての活用を想定。両施設とも、市が改修を行い、指定管理者が運営をする事業モデルを考えている。

 2施設が立地する上越市の高田地区は、江戸時代の城下町の町割りや雁木(冬季の通路を確保するために家屋の一部やひさしなどを延長したもの)の連なる通りなど、古い街並みが残っている。こうした地域資産を活用し、市では「城下町高田の歴史・文化をいかした『街の再生』事業推進計画」を2017年9月策定している。上越市は、今回の民間対話で、同推進計画の実現に向けた市場性の有無、参入意向や活用提案などについて、民間事業者から意見を求める。提案は市が想定する活用案に限定しない。また、対象施設どちらか一方のみについてでも構わない。