「健康増進プログラム」の実施イメージ(資料:RIZAP)
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「健康増進プログラム」を導入する6自治体の取り組み内容(資料:RIZAP)
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 RIZAPグループの事業会社であるRIZAPは、長野県・福島県・北海道の6市町村が同社の自治体向け「健康増進プログラム」の導入を決定したと発表した。導入するのは、長野県の川上村と下諏訪町、福島県の玉川村、古殿町、南相馬市、北海道上ノ国町の6自治体。各自治体は同プログラムを住民に提供することで、住民の体力増進やメタボリックシンドロームの予防・改善効果などを狙う。

 実施期間は2018年8月から2019年2月までのうち、各自治体がそれぞれ設定した3カ月間。8月18日からプログラムをスタートさせている下諏訪町では定員30人のところ41人の応募があったという。

 「健康増進プログラム」は、RIZAPがこれまで取り組んできたマンツーマンによる運動や食事指導などのプログラムを、自治体向けに、多数の参加者(住民)に提供できるようにしたもの。17年3月に静岡県牧之原市で初めて導入され、参加者の体力年齢(同社が筑波大学と共同で策定した独自指標)を平均13.6歳若返らせた実績を持つ。さらにRIZAPはこのプログラムを成果報酬型に改良して、18年1月には長野県伊那市に提供していた。

 今回は6自治体のうち長野県の2自治体が成果報酬型のプログラムを導入し、残る4自治体は通常の業務委託契約となる。今回の成果報酬型プログラムの報酬は、伊那市での設定を参考に、各自治体の目標に応じて新たに設定する。伊那市における成果報酬は、(1)「体力年齢が10歳以上若返った人数×5万円」を基本に、(2)「参加者全体の医療費削減額の50%が(1)を上回る場合はその差額を加算――などとなっていた。

 プログラムは、初めの1カ月間はインストラクターが週1回訪れて指導し、翌月からは隔週などとなり合計8回の開催になる。内容は腕立て伏せやスクワットなどの運動や食事の指導が中心だ。参加対象は各自治体の狙いによって異なり、例えば川上村は40歳未満の男性、下諏訪町は20歳から69歳までの男女などとなる。参加者の応募は各役所で受け付け、最小催行人数は20人。

 RIZAPの担当者は「地域住民の健康寿命が延びれば介護費の削減などにつながり、さらに高齢者が活発に活動できるようになれば、消費行動にもつながる。このプログラムが地域経済の活性化になれば」と話す。

■訂正履歴
初出時に「6市町村がRIZAPの成果報酬型『健康増進プログラム』を導入」とあったのは、正しくは、「6市町村がRIZAPの『健康増進プログラム』を導入」でした。成果報酬型を導入したのは長野県の2自治体で、残る4自治体は通常の業務委託契約です。また、今回のRIZAPの成果報酬は、正しくは「伊那市での設定を参考に、各自治体の目標に応じて設定する」です。お詫びして訂正します。タイトルおよび本文は修正済みです。[2018/8/24 20:00]