宮崎市は、AIやICTによるケアマネジメントの課題解決策を求め、対話型市場調査を実施中だ。8月13日~9月13日までの期間で事業者と個別対話を行う(参加申し込みは9月10日まで)。結果の公表は10月の予定だ。同市によれば、ソフト事業を対象とした調査は全国でもほとんど例がないという。

 市は2017年度から、高齢者の自立支援・介護度の重度化防止を目的とした「自立支援型地域ケア会議」を実施している。これは、地域包括支援センターの保健師や社会福祉士などが作成したケアプランを対象に、薬剤師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、歯科衛生士から助言を受けて最適な内容を検討する会議だ。同会議を通して、「介護予防ケアマネジメントの最適化」を目指している。その実現のための課題として「人手の確保」「ケアマネジメント業務の効率化」「自立支援・重度化防止に資するケアマネジメント能力」の3つがあるという。

宮崎市の介護サービス利用者数(左)と介護支援専門員・居宅介護支援事業所の状況(右)(資料:宮崎市)
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 今回の調査では、この3つの課題をテーマに、事業者から、AIやICTなどを活用した「解決策のアイデア」「市場性」「公民連携の可能性」について意見を求める。