石川県加賀市は、JR西日本・大聖寺駅を改修(設計・施工)から、完成後に指定管理者として管理運営までを一体的に担う事業者の公募型プロポーザルを実施する。参加申し込みは8月31日まで、提案書提出は9月22日まで。一次審査を9月27日頃、二次審査を10月5日に実施し、10月初旬に結果を公表する。2022年3月の供用開始を目指し、指定管理期間は原則10年間、契約上限価格は1億4800万円(税込み)。

大聖寺駅の位置(2019年4月「加賀市都市計画マスタープラン」より)
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 大聖寺駅の駅舎は1953年建設、鉄筋コンクリート造平屋建て399.1m2。今回の事業では、耐震補強を含む改修で、コンコース及び、同時に50人以上が利用できるコワーキングスペースと待合室の整備を求める。待合室には集客が見込める物販・飲食などを併設し、開場時間は午前6時半~午後9時。コワーキングスペースは午前9時~午後10時までは開場する。併せて、駅舎併設のトイレを建て替える。コワーキングスペースと待合室の利用者数は、22年度末で1日のべ200人、24年度末で1000人と設定している。

 想定する利用者は高校生やテレワーカー、ワーケーション旅行客。そのほか、地域住民のコミュニティスペースにもなる環境を整備し、賑わい創出の拠点にすることを目指している。加賀市の大聖寺地域には市内4つの高校のうち3校が集中するが、駅待合室は夕方に閉鎖され、待ち時間を過ごす場所がないことが課題となっていることなどから駅の利活用に乗り出す。

 企画提案の範囲は、(1)運営・サービス内容、(2)利用者の利便性、(3)管理運営における収支計画及び事業計画、(4)地域経済や地域住民の生活向上への波及効果、(5)維持管理を容易・経済的にするための工夫、(6)イメージパース・デザイン・構造形式・機能 、(7)コワーキングスペース、待合室、トイレの規模・種類・配置・リピート率、(8)現場における施工計画、(9)安全性・利便性を高める工夫、(10)その他改修等を行う事項。