「和光市広沢複合施設整備・運営事業」各エリアの配置(資料:和光市)
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各施設の管理運営形態。赤枠が今回のサウンディング対象(和光市の資料を一部加工)
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 埼玉県和光市は、児童センター、プール、こども園、保健センターなどを公民連携で整備する「和光市広沢複合施設整備・運営事業」のうち、南エリアなどにおけるPFI事業以外の部分について、サウンディング型市場調査を実施する。

 和光市広沢複合施設整備・運営事業は、北エリア、南エリア、東エリアの3つのエリアに分けて開発を進めている。北エリアでは児童センターと市民プールをBTO方式のPFIで整備するほか、民間収益事業として収益施設、広場、駐車場、コワーキングスペース、診療所などの整備を想定している。南エリアは、認定こども園と児童発達支援センター、および、保健センターを整備する。認定こども園と児童発達支援センターは民設民営で設置・運営を行う。保健センターはBT方式のPFIで施設を整備し、整備後に指定管理者を別途公募する。東エリアは、隣接する広沢小学校の敷地の一部に学童クラブと防災倉庫をBT方式のPFIで整備する。

 今回の調査は、南エリアの児童発達支援センターの整備・運営・維持管理、保健センターの運営・維持管理、および北エリアの診療所運営への参画を検討する民間事業者を対象に実施する。なお、「和光市広沢複合施設整備・運営事業」では現在PFI事業者を公募中だが、このPFI事業への参加を予定している事業者は、今回のサウンディング調査には参加できない。

 調査実施は9月27日と28日。それに先立ち9月25には、PFI事業の説明会も開催する。PFIの全体像についての情報を民間事業者と共有することで、官民の意識の齟齬(そご)をなくし、今後実施する公募手続きや供用開始までの取り組みを円滑に進めるためだ。PFI説明会は誰でも参加できるが、サウンディング調査に参加予定の民間事業者を優先する。説明会、サウンディングともに参加申し込みの期限は9月14日だ。

 和光市はサウンディング調査での民間対話を通じて、保健センターに関しては指定管理業務の範囲と事業運営イメージを、児童発達支援センターについては、北エリアに誘致する小児科の診療所との連携や診療所の選定などについての意見を聞きたい考えだ。