メルチャリの自転車とポート(資料提供:国立市)
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 メルカリは8月22日、シェアサイクルサービス「メルチャリ」の実証実験を東京都国立市で始めた。国立市は市内施設の敷地の一部を駐輪ポートとして提供する。実証実験の期間は約3カ月間程度。市内の回遊性の向上、公共交通の補完、駐輪場の混雑緩和、自動車の交通渋滞緩和、環境保全、利用者の健康の増進などを目指す。期間中に社会的効果の検証や継続性の評価・判断を行う。

 シェアサイクルサービス専用の自転車は、駐輪ポートに置かれた専用のスマートフォンアプリで開錠して利用する(iOS版のみ、Android版は近日公開予定)。利用した自転車は市内各地にある駐輪ポート内であれば自由に返却できる。料金の支払いもスマホで行う。アプリの利用にはメルカリアカウントの登録が必要だ。運営はメルカリ子会社のソウゾウが行う。

 駐輪ポートは、国立市の公園など45カ所、市役所や中央図書館など公有地13カ所、民間事業所7カ所に設置した(8月24日時点)。市が提供する敷地に関しては、国立市行政財産使用料条例に基づいて市がメルカリから料金を徴収する。また、実証実験を通じてメルカリは、シルバー人材センターを運営パートナーとして起用したり、工事や自転車の修理に地元事業者に発注するなどの地域貢献に取り組む。