西条市版SIBの仕組み(資料:西条市)
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 愛媛県西条市は、愛媛銀行とプラスソーシャルインベストメントとの3者協定に基づく「西条市版SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)」で、採択事業に出資する個人または法人を募集している。期間は8月18日から9月18日までで、8月26日と9月6日に説明会を開催する。オンラインでも参加可能だ。採択事業は3つで、募集金額は合計150万円、いずれも1口1万円。

 西条市版SIBでは実施3年目で、これまでに4つのプロジェクトが成果を達成している。今回出資を募っているのは、地元銘菓の「たぬきまんじゅう販路拡大」、鳥獣被害防止を兼ねた「『西条ジビエ』スタートアップ」、フレンチレストランと農業・漁業者が連携する「フレンチで地域の魅力をつなぐ」の3プロジェクトだ。

 西条市版SIBは、プラスソーシャルインベストメントが中間支援組織としてファンドを組成、愛媛銀行が振込口座を提供する。同行の指定窓口や「Money Tap」アプリを使えば振込手数料はかからない。ファンドの営業者は社会的投資支援機構で、ここから採択事業者に事業を委託する仕組みだ。事業者が事前に決めた成果目標を達成すると市が交付金を支払い、出資者に元本を償還する。出資者に対しては、成果達成のいかんにかかわらず、限定商品や割引券などの特典を提供する。

出資を募っている3事業の概要(資料:西条市)
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