星野リゾート職員(左)と明日香村役場職員(右)(写真:星野リゾート)
[画像のクリックで拡大表示]
明日香村の風景(写真:星野リゾート)
[画像のクリックで拡大表示]

 奈良県明日香村と星野リゾートは8月15日、「地域活性化包括連携協定」を締結した。両者は2016年10月に「企業立地に関するパートナーシップ協定」を結び、2018年から職員の人事交流を行ってきた。

 星野リゾートは2023年の開業を目指し、宿泊施設の開発を進める。すでに地権者の同意を得て基本設計が進行中だ。明日香村のまちなみを意識し、低層・瓦屋根の分棟型施設にする予定という。

 宿泊施設の建設予定地は近鉄飛鳥駅の西側に位置する。明日香村に訪れる年間約80万人の観光客は、石舞台古墳や飛鳥寺のある駅の東側に集中しており、西側への周遊促進が課題だ。村は「明日香まるごと博物館構想」の一環として、星野リゾートを誘致した。

 建設予定地周辺には牽牛子塚(けんごしづか)古墳や真弓鑵子塚(まゆみかんすづか)古墳、マルコ山古墳、岩屋山古墳などの史跡が点在する。現在、村が牽牛子塚古墳の整備や農業振興施設の建設を進める。星野リゾートは宿泊施設の開業に加え、エリアの産業振興・地域活性化を図るとしている。