前橋市は、民間団体による広瀬川河畔緑地を活用した「広瀬川nightテラス」のイベントと併せ、「広瀬川河畔緑地社会実験」(ミズベリング前橋)を実施、公共空間活用の可能性をPRするとともに、整備後の河畔緑地が目指す姿を仮設的に実現してデータを収集する。

イベントの様子(提供:前橋市)
[画像のクリックで拡大表示]
会場に設置されたカウンター(提供:前橋市)
[画像のクリックで拡大表示]

 これは官民協働で策定された「前橋市アーバンデザインのモデルプロジェクト」の一つ、「広瀬川周辺の賑わい化につながる広瀬川河畔の緑地整備」のスタートに伴うもの。イベントと実験は8月16日から9月5日までの金曜日、土曜日、日曜日うち7回行う。既に5回は実施済みで、今後は9月4日の17:00~20:00、5日の16:00~20:00に行う。

 今回の調査では、国土交通省が作成した「まちなかの居心地の良さを測る指標」に基づいて行う。河畔緑地整備に有用なデータを蓄積して実際の整備に活かすとともに、周辺の遊休不動産を活用したリノベーションまちづくりの可能性を検討する。

 データは、来場者や出店者へのアンケートや仮設設備の使用状況などをもとに収集する。来場者へのアンケートでは、来場者の属性やイベントを知ったきっかけのほか、滞在時間やキッチンカーの利用店舗数、今後の広瀬川沿いエリアの活用への希望などを聞く。一方、出店者へは、整備へのニーズ(電源配置や照明など)、どんな場所であれば出店しやすいかや今回のイベントに出店した感想などを、イベント終了後、アンケート用紙を配布して実施する。

「まちなかの居心地の良さを測る指標」は、国土交通省が支援する「居心地が良く歩きたくなる」まちなかの形成に取り組む地方公共団体(ウォーカブル推進都市)260都市に対して、簡易に現状把握し、改善点を発掘するツールとして今年3月に作成。国土交通省は8月に対象都市に活用調査実施、指標の改定に活用するとしている。