鹿児島市は、市内最大の繁華街である天文館地区に整備予定の再開発ビルに設置する「鹿児島市立まちなか図書館(仮称、以下同)」について、サウンディング調査を実施する。

 同図書館は、図書の貸出・返却など図書館としての基本的なサービスに加えて、子育て支援の要素を持つ空間提供、にぎわい創出につながるイベント開催など、市民交流の促進や創造活動の拠点づくりを支援するサービスを提供する。今回のサウンディング調査では、民間事業者の意見を広く求めて、サービス計画の市場性や実現性を確認するとともに、サービスや図書館の運営への民間事業者の参加意向を把握する。

 調査参加の申し込み締切は2020年9月18日で、9月4日まで調査実施要項についての質問を受け付ける。調査は9月28日から30日まで、1グループ1時間程度の個別ヒアリング形式で実施する。

 サウンディングの主なテーマは、「管理運営方針に対する民間事業者からのアイデア収集」「管理運営コストの概算把握」「管理運営手法についての民間事業者の意向確認」「実現性の確認(課題等の整理)」「事業者募集に際し配慮すべき事項の確認」。鹿児島市はこれらの調査結果を踏まえて、指定管理者制度を導入するかどうかを含めて、図書館やサービスの適切な管理運営手法を検討する。

 現時点の基本計画では、まちなか図書館は再開発ビルの4階(約1450m2)と5階(約670m2)に設置され、2022年春のオープンを予定する。館内は機能別に4つのゾーンに分けた空間構成となっている。子供向けの本を配架する「ファミリーゾーン」、市民の作品展示や、利用者や地元商店街の事業者などによるおすすめ本の紹介などを行う「市民交流・閲覧ゾーン」、書評会などのイベントやワークショップを開催できる「にぎわい活動ゾーン」、そして「学習・閲覧ゾーン」である。民間事業者が運営するカフェや子供の遊び場も併設する。

・発表資料