「バーデハウス久米島」の外観と諸施設(資料:久米島町)
[画像のクリックで拡大表示]
「バーデハウス久米島」と周辺施設の配置(久米島町の資料を一部加工)
[画像のクリックで拡大表示]
既存施設の概要(資料:久米島町)
[画像のクリックで拡大表示]

 沖縄県久米島町は、2020年10月に休館した「バーデハウス久米島」の民営化に向けて、サウンディング型市場調査を実施する。9月27日に現地見学会・説明会を開催、参加申し込みは9月16日まで。9月28日~10月5日に対話の申し込み、10月13日~19日に一回目対話、必要に応じて10月20日~26日に二回目の対話を行う。対話概要を10月29日に、調査結果概要を12月上旬に公表する予定だ。12月以降に随意契約保証型の提案制度公募を実施し、2023年4月の運営開始を目指す。

 「バーデハウス久米島」は2004年開館。久米島と海中道路で接続する奥武島に位置し、海洋深層水を利用した温浴施設・バーデ棟と、トリートメント棟2館から成る。年間のべ4万5000人(うち島民3万人、ビジター1万5000人)が利用してきたが、維持管理費の増大とコロナ禍による収入減で2020年10月末に一時閉館に至った。運営を手掛けてきた第三セクターも、すでに会社清算済みだ。久米島町は、周辺のキャンプ場、「久米島ウミガメ館」、レストハウス、パークゴルフ場を併せた再生・民営化を検討している。

 再生にあたって町は、高級スパやグランピングなど「高価値、高単価の非日常を味わえるゾーン」と、「町民の健康増進のためのコンテンツ」とのエリア分けを想定。コテージ、ヴィラタイプの宿泊施設の整備、海洋深層水やウミガメなど久米島ならではコンテンツによる差別化を目指す。運営事業者には町内に事業所を持つか、島内事業者との連携を求めるほか、改修・維持管理・運営費用は事業者の負担とすることを前提に、事業提案を求める方針だ。サウンディング型市場調査では、以上の内容について事業者の意見を聞く。