兵庫県丹波市は、市の北東部にある市島支所と市島農村環境改善センター、それに市島支所から約1.2km離れた三ツ塚ふれあいセンター愛育館(体育館)を解体し、支所と体育館の機能を一体化した複合施設の建設を計画している。これに先立ち、同市では複合施設建設の事業手法や建設後の敷地の利活用について、サウンディング型市場調査を行う。サウンディングおよび現地見学会の参加受け付けは10月1日まで。現地見学会は10月4日~15日、提案書の受け付けは10月11日~26日、提案者との対話は10月27日~11月5日の間に行う。

市島支所の位置(国土地理院地図)(資料:丹波市)
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市島支所の敷地の現況(国土地理院航空写真)(資料:丹波市)
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 市島支所と市島農村環境改善センターは1980年に建設され、老朽化が進んでいるうえ耐震性能にも問題があることから、これらの2施設を2023年度に解体し、その敷地に複合施設を建設する。供用開始は2025年度の予定。また、広範囲に雨漏りしている三ツ塚ふれあいセンター愛育館は、複合施設の供用開始後に解体する計画だ。

 建設地は舞鶴若狭自動車道の春日ICから車で約10分の距離にあり、敷地南東側に国道175号が走る。敷地面積は約1万m2。都市計画区域内で建ぺい率60%、容積率200%となっている。

 サウンディングの内容は(1)複合施設建設における民間活力の導入による事業手法・アイデア、(2)複合施設建設後の市島支所等敷地の残地を活用した事業手法・アイデア――の2点で、どちらかの項目だけでも参加できる。

 丹波市では2019年11月、未来に向けた「まちの姿」と「暮らしの姿」の実現に向けた「丹波市まちづくりビジョン」を公表している。1995年以降、市の人口は減少傾向にあり、今後も人口減少と高齢化の傾向は続くと予想される。こうした背景を受けて同ビジョンでは、市島支所のある東部区域について、行政窓口機能と生活利便機能が集積した市街地の形成を図るとしている。

丹波市東部区域のゾーニング図(資料:丹波市)
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