福井県越前市は、市のセントラルパークに位置付けられる武生中央公園の水泳場建て替え・運営を担うPark-PFI事業者に、カワイ(越前市)を代表とするTCP共同事業体を選定した。2021年度中の開業に向け、再整備を進める。構成企業はカワイトレーニングパーク(越前市)、走坂建築設計事務所(福井市)、北信建設(越前市)、木原(越前市)、山崎屋(金沢市)、新田塚コミュニティ(福井市)。

再整備後の外観イメージ(提供:越前市)
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屋内水泳場の内観イメージ(提供:越前市)
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水泳場2階の屋内遊戯場のイメージ(提供:越前市)
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 新たな水泳場には、市に譲渡する特定公園施設として屋内水泳場(25mプール・幼児用プール)と駐車場を、公募対象公園施設として屋内遊戯場、スポーツジム、コンテナショップ、賑わい広場、園内電車を整備する。

  市が負担する整備費用は水泳場部分に6億5000万円、外構に1平方メートルあたり9000円(税込み、いずれも上限)。整備後は、事業者が指定管理者として水泳場を、また管理許可を受けて公募対象公園施設を管理運営する計画だ。事業期間は基本協定の締結から20年間。協議の上延長も可能としている。

 武生中央公園は、2018年に開催された福井国体に合わせて再整備され、2017年にリニューアルオープンした。さらに、官民連携で越前市出身の絵本作家かこさとしさんの作品をモチーフにした遊戯施設「かみなりちゃんのおうち」、飲食施設「はぐもぐ」「スターバックスコーヒー」が開業。18年度の年間来園者数は100万人を超えた。

 その一方、水泳場は1965年度の建設で老朽化が進んでいる。越前市は施設の全面建て替えを前提に2度のサウンディング型市場調査を実施、今年4月に公募設置等指針を公表し事業者の公募を行った。8月5日の第2回選定委員会で応募2者からTCP共同事業体を設置等予定者に決定、9月中の基本協定締結を目指して調整を進めている。

水泳場2階の屋内遊戯場のイメージ(提供:越前市)
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