ワクチン接種記録確認サービスの画面イメージ(出所:スーパーシティAiCTコンソーシアム、実際の画面とは異なる場合がある)
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 福島県会津若松市の一般社団法人スーパーシティAiCT(アイクト)コンソーシアムは、2021年9月下旬から会津若松市と連携して、新型コロナウイルスのワクチン接種記録をスマートフォン(スマホ)で確認できるサービスの実証を開始する。

 サービス対象は会津若松市民。利用を希望する市民は、市民向けの地域情報ポータルサイト「会津若松+(プラス)」の連携サービスであるウォレットアプリ「会津財布」をスマートフォンにダウンロードする。この会津財布に自身のワクチンの接種券番号などを入力すると、ワクチン接種記録を確認できるようになる。会津若松市では、今回のサービスの効果や課題を実証した結果を踏まえて、政府や他の地域に広く情報を発信していくとしている。

  スーパーシティAiCTコンソーシアムは、市内のICTオフィス複合施設「スマートシティAiCT」に入居する企業が中心となって2021年6月に設立された組織。会津若松市のスマートシティ産官学連携プロジェクト「会津若松スマートシティ」に実働部隊として協力している。

 「会津若松スマートシティ」は、スマートシティの基盤となるデータプラットフォーム「都市OS」(データ連携基盤)の標準化とともに、市民からの事前の承諾(オプトイン)に基づく「オプトイン型データ収集」を基本方針として掲げている(関連記事)。スーパーシティAiCTコンソーシアムの代表理事である中村彰二朗氏は、今回のワクチン接種記録確認サービスの実証についても「10年にわたって(オプトインによる)市民合意のプロセスを重視してきた会津若松市だからこそ、いち早くワクチンのデジタル接種記録確認サービスの提供が実現できました」とコメントしている。