福岡県行橋市は、市民の健康寿命を伸ばす「本当に〇〇歳!?体力年齢マイナス10歳プロジェクト」を産官学金の連携により実施する。2019年9月28日にキックオフセミナーとして、食事・運動・習慣化のテクニックを伝授する「行橋市健康寿命延伸セミナー」を開催、続いて10月26日から2020年2月下旬まで50~60代の市民を対象にする「体力年齢マイナス10歳プログラム」を開講する。

 同プロジェクトは行橋市と福岡銀行が地方創生・経済振興を目的に2015年に締結した協定に基づく事業の一環となる。行橋市と福岡銀行に加えて、RIZAP(東京都新宿区)、正興ITソリューション(福岡市博多区)、佐賀大学、福岡工業大学、公益財団法人福岡県産業・科学技術振興財団がプロジェクトを運営するコンソーシアムに参加する。

 9月28日のキックオフセミナーは、行橋クリニック院長の小宮俊秀氏、九州大学キャンパスライフ・健康支援センター大学院人間環境学府教授の熊谷秋三氏の講演に続いて、RIZAPのトレーナーが講義とトレーニング指導を行う。

 10月26日からの「体力年齢マイナス10歳プログラム」は、RIZAPのプログラムによる運動指導と食事指導を週1ペースで8回行った後、12月から2020年2月下旬までは運動習慣を定着させるためのフォローアッププログラムを実施する。フォローアッププログラムでは、正興ITソリューションが開発したスマートフォンアプリを使用し、佐賀大学教育学部准教授の山津幸司氏が非対面式の遠隔指導を行う。

「本当に〇〇歳!?体力年齢マイナス10歳プロジェクト」の役割分担(出所:RIZAP)
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 期間中には、参加者はウエアラブル端末を装着して身体活動量を記録し、節目ごとに福岡工業大学社会環境学部教授の楢﨑兼司氏の指導に基づいて体力を測定する。測定データの集計や統計作業には正興ITソリューションのクラウドサービス「Health Ledger」を使用する。申し込み開始は10月1日以降で、50~60代の市民30人の参加を予定する。

 福岡県産業・科学技術振興財団は「切れ目ない強固な産学官金支援プラットフォームによるサステナブル地域イノベーション創出プロジェクト」が、経済産業省九州経済産業局の2019年度「地域中核企業ローカルイノベーション支援事業」の委託事業に採択されており、「本当に〇〇歳!?体力年齢マイナス10歳プロジェクト」は、同財団を通して九州経済産業局から活動費などの支援を受ける。