今回の調査対象となる「旧船津中学校」の跡地(資料:大牟田市)
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旧船津中学校の位置(資料:大牟田市)
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 福岡県大牟田市は、2015年3月に閉校した「旧船津中学校」の跡地を活用する事業者を公募するにあたり、民間事業者との直接対話で意見やアイデアを募るサウンディング型市場調査を実施する。調査実施後に活用方法案の検討を行い、プロポーザル方式による事業者公募を予定している。

 事業者との対話による調査は、10月17日から31日まで実施する。調査への参加申し込み期間は9月5日から10月5日まで。12月に結果概要を公表する。調査に先立ち、9月21日には現地見学会を開催する(見学会の申し込みは9月18日まで)。

 旧船津中学校は、JR大牟田駅、西鉄大牟田駅より車で10分の住宅街に位置する。1977年に完成した敷地面積2万5065m2の中学校で、2つの教室棟、教室管理棟と、1992年に建てられた体育館を含む校舎が対象だ。跡地活用では一部分のみの利用も可能となる。

 対話では、「大牟田市まちづくり総合プラン」が目指す都市像の実現に向けて、旧船津中学校の土地・既存建物を活用して展開できる事業アイデアを募る。そのほか、高齢者や子どもの居場所、世代間交流の場や青少年健全育成につながるスポーツ振興、地域の防災活動など、まちづくり活動への参加や地域との共存につながる活動のアイデアも期待する。跡地は原則として売却を予定しているが、事業方式は現段階で決めず、借用の提案やその金額についても自由な意見を求める。

 大牟田市の担当者は「自治体では思いつかないような発想を求めている。できるだけサウンディング調査での要望は聞き入れるつもりだ。県外からも多くの事業者に来てもらいたい」と話す。