福島県は「福島県復興祈念公園」の管理運営について、サウンディング型市場調査を実施する。事前説明会を9月28日に開催、参加申し込みは9月21日まで。調査への参加申し込みは10月5日~19日、11月9日~22日に個別対話を行い、12月23日に結果を公表する。

2025年段階における整備イメージ:公園全体鳥瞰図(出典:福島県復興祈念公園基本設計業務委託)
2025年段階における整備イメージ:公園全体鳥瞰図(出典:福島県復興祈念公園基本設計業務委託)
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 福島県が国と連携して整備する「福島県復興祈念公園」は、福島県双葉町の沿岸部に位置する。隣接地には2020年9月に「東日本大震災・原子力災害伝承館」、10月に「双葉町産業交流センター」がオープンした。公園は一部の供用を始めており、2026年度に全面供用の予定だ。

公園の位置と周辺の施設(資料提供:福島県)
公園の位置と周辺の施設(資料提供:福島県)
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公園施設の概要(今後、一部見直しとなる場合もある)(資料提供:福島県)
公園施設の概要(今後、一部見直しとなる場合もある)(資料提供:福島県)
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 公園の全体面積約48.4haのうち、約38.0haを占める県営施設整備エリアについては指定管理者制度の採用を想定し、設置管理許可やPark-PFIの導入も検討中だ。今回のサウンディングでは、事業の範囲や手法、実施体制や事業期間、経費など「公園の維持管理・運営のあり方」、「自主事業等の可能性・実現性」「モビリティの導入・運営」「Park-PFIによる公園施設設置・運営の可能性・実現性」「公園活用や魅力アップのアイデア」などについて意見を求める。

 「福島県復興祈念公園」の基本理念は「生命(いのち)をいたみ、事実をつたえ、縁(よすが)をつなぎ、息吹よみがえる」。基本設計では「震災から10年後の2021年」「特定復興再生拠点区域の避難指示解除の目標時期2023 年」「震災から20年後の2031年」「50年後の2061年」の4つの目標年を設定した。2020年7月に公表した「施設配置計画」では「時代が変化しても保ち続ける部分(スケルトン)」と「時代に合わせ進化する部分(インフィル)」を定めている。

この記事のURL https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/091402143/