外観イメージ。建築面積:4391m2、延べ面積: 2万3098m2、地上7階・高さ30mの施設となる予定(資料:ソフトバンク)
外観イメージ。建築面積:4391m2、延べ面積: 2万3098m2、地上7階・高さ30mの施設となる予定(資料:ソフトバンク)
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施設でのテクノロジー活用イメージ(資料:ソフトバンク)
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事業スキームの概略(資料:STATION Ai)
事業スキームの概略(資料:STATION Ai)
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事業計画地(資料:愛知県)
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 愛知県は9月7日、スタートアップ支援拠点の整備・運営事業について、ソフトバンクと基本協定を締結した。ソフトバンクは9月1日に特別目的会社「STATION Ai(ステーション エーアイ)」を設立、同社が事業の実施に当たる。

 事業は名古屋市昭和区に、地上7階・床面積2万3098m2の施設「STATION Ai」を建設し、維持管理・運営を担うもの。設計・建設はBT(Build Transfer)方式、運営はコンセッション方式によるPFIで、愛知県はサービス購入料として143億4833万933円を、事業者は運営権対価として2億5500万円を支払う(いずれも税込み)。施設のオープンは2024年10月で、運営期間34年9月までの10年間だ。

 愛知県は2018年10月に「Aichi-Startup 戦略」を策定、スタートアップの創出・育成・展開・世界進出と、海外からの有力スタートアップ誘引の両面で「スタートアップ・エコシステム」の形成を目指している。「STATION Aiプロジェクト」はその政策の中核に位置付けられるものだ。スタートアップ中核支援拠点として「STATION Ai」を整備し、スタートアップの成長ステージに合わせた支援や資金を提供する。

 施設は最先端のテクノロジーを駆使したスマートビルで、交流を促すオープンなオフィスに加え、「ものづくりLabo」やスーパーコンピューターを備える。スタートアップだけでなく、地域住民を対象としたイベントを開催し、飲食の場も提供する。

  愛知県では、「STATION Ai」に先立って2020年1月に「PRE-STATION Ai」を開設し、36者48名(21年9月7日時点)の入居者を対象に総合支援を始めており、20年6月~21年7月の約1年間で起業や製品開発など25件の成果を挙げている。また、フランス・中国・アメリカ・シンガポールの大学など10の機関と覚え書きを結び、連携プログラムを展開している。