千葉県市原市の農業センターの位置(資料:市原市)
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千葉県市原市の農業センターと都市農業センター、道の駅のあずの里いちはらの位置(資料:市原市)
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 千葉県市原市は、「農業センター」(市原市安須)および隣接する2施設を市の農業振興の拠点として有効活用する目的で、民間事業者との対話によるサウンディング型市場調査を10月29日から実施する。参加申し込みは10月17日から11月16日まで。これに先立ち、事業者説明会と現地見学会を10月15日と16日に開催する(両日とも同内容。申し込み締め切りは10月4日)。

 調査対象施設は、「農業センター」(1977年設置)に加え、隣接する「都市農業センター」(1994年設置)と道の駅「あずの里いちはら」(2002年設置)の3施設。館山自動車道の市原インターチェンジから約5kmという立地だ。

 農業センターは、農業振興の拠点として、試験研究、展示栽培を行うほか、技術向上や経営安定化に向けた講習会を実施している。都市農業センターは、市民の余暇活動と都市住民と農家の交流場としてバーベキュー施設などを有する。あずの里いちはらは、農産物直売所などを設置した道の駅だ。あずの里いちはらは、2016年度までは指定管理者による管理を実施していたが、17年度以降は新体制への移行準備期間として、市の直営管理となっている。これら3施設への2017年度の総来場者数は28万7033人。道の駅「あずの里いちはら」のレジ通過者が約21万6000人、都市農業センターの来場数が約4万2000人、農業センターでのイベント来場者数が約2万8500人で、総来場者数は過去3年間、横ばい状況が続いている。

 3施設の合計面積は約14.2ha。このうち、市が今後も使用する農業センターの環境改善センター(事務所)や北部に位置するほ場を除いたエリアについて民間活用の提案を求める。「道の駅ブランド」を軸とした人の集まる交流施設となること、既存施設の有効活用や関係団体との連携を図ることで地域の活性化につなげることを期待する。

 意見交換において市は、施設の利活用形態、管理運営方法、既存建築物の活用、除却、事業採算性、市街化調整区域での開発などについての提案を求める。3施設一体となった利活用案を期待するが、施設の一部のみを使用した提案も受け付ける。