川崎市は、黒川地区小中学校(はるひ野小学校・中学校)の2期目のPFI事業について、サウンディング調査を実施する。参加申込書の提出期間は10月1日〜7日、事前に提案書を送付の上、10月19日〜30日に個別対話を行う。結果のとりまとめ、公表は11〜12月の予定だ。

施設配置図(資料:川崎市)
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想定する事業スキーム(資料:川崎市)
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 黒川地区小中学校はBTO方式で施設の設計・建設を行い、2008年4月に開校した。20年度の児童・生徒数は、小学校34クラス1011人、中学校15クラス455人。現在、PFI事業者は、施設の維持管理のほか、小中学校への給食提供を行っている。15年間の維持管理・運営を経て、23年3月に現在の契約期間を満了する予定だ。施設内にはほか、NPO法人が指定管理者として運営する「はるひ野小学校わくわくプラザ」、シルバー人材派遣センターに業務委託する「地域交流センター」がある。

 市は2期目のPFI事業に向け、より効率的な管理運営、財政負担の軽減などを目的に、事業手法の検討を行っている。民間事業者に期待するのは、「学校施設の長寿命化」「子どもたちの心身の健全な発達・成長を支える給食提供」「地域づくりに寄与する施設運営」だ。事業範囲は、「現事業の継続」「大規模修繕の追加」「個別発注」の3パターンを検討している。

 今回のサウンディングでは、民間事業者から2期目の「業務範囲」「事業手法」「事業期間」「リスク分担」「事業への関心や参画の可能性」について意見を求める。