整備後の「居心地がよく歩きたくなる駅前空間」のイメージ(資料:尼崎市)
整備後の「居心地がよく歩きたくなる駅前空間」のイメージ(資料:尼崎市)
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 兵庫県尼崎市は、阪急塚口駅南駅前広場の改良を予定しており、市民からの意見を得るために、整備後の広場空間の利活用を想定したワークショップや社会実験などを実施している。その一環で10月8日~10日の11時から19時(最終日は17時)の時間帯に、実際に南駅前広場を自由に使ってもらう社会実験を実施する。「心地よい駅前広場」について、みんなで考えることが目的だ。

 社会実験当日は人工芝や椅子、テーブル、ソファなどを設置して、誰でも自由に使える空間をつくる。9月に実施した市民参加によるワークショップで製作したイスなどの什器も使用する予定だ。また、来場者には同市が運用するSDGsポイント(電子地域通貨「あま咲きコイン」)も付与する予定となっている。

 会場の一角には3m×3mの小さな芝生広場も設置。使い方は自由で、1組2時間までの予約も可能だ。予約する場合は連絡先、利用希望日時(2時間まで)、利用内容、利用人数などの必要事項を電子メール、電話などで市役所の担当部署に伝えて申し込む。

 阪急塚口駅は、阪急神戸本線と阪急伊丹線が乗り入れており、南口には店舗や住宅、映画館、行政施設などから成る複合施設の塚口さんさんタウンがある。駅前広場改良に際して市は、「居心地がよく歩きたくなる駅前空間」をコンセプトに、市民が使いたくなる駅前広場とする計画だ。今後は、改良後の駅前広場などの利用アイデアを話し合う企画ワークショップも実施予定となっている。

 尼崎市では「居心地の良い阪急塚口駅前空間に向けた社会実験及び詳細設計業務委託」についてプロポーザルを実施、今年5月に事業者をSOCI・日建設計総合研究所設計共同体に決定している。