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福島県葛尾村、「メガソーラー+蓄電池+自営線」でマイクログリッド構築

金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ、工藤宗介=技術ライター【2018.10.10】

「葛尾創生電力」の事業イメージ
(出所:福島発電)
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「メガソーラービジネス」2018年10月3日付の記事より

 福島県葛尾村は、メガソーラー(大規模太陽光発電所)と蓄電池、自営線によるマイクログリッドを構築する。村役場や学校、商店、工場など役場周辺エリアに太陽光発電による電力を自営線で供給し、エネルギー地産地消を進めつつ、防災機能を高める。

 同村全体に再生可能エネルギー由来電力を供給する新会社「葛尾創生電力」を設立する。9月28日に村役場で設立総会を開催した。福島県らが出資する再エネ事業者の福島発電(福島市)と連携する。

 新会社では、出力2MWのメガソーラーと、容量3MWhの蓄電池を導入する。メガソーラーの年間発電量は、一般家庭約600世帯に相当する約250万kWhを見込み、村内の年間電力消費量に占める再エネ使用率は現在の4%から38%まで拡大する見通し。2020年春に運転を開始する予定。

 また、村役場周辺エリアに自営線を敷設してマイクログリッドを構築し、東北電力の電力系統を使わず、直接、電気を供給する。こちらは特定送配電事業となる。葛尾創生電力が特定送配電事業と小売電気事業の両方を手掛けることで、東北電力の系統を経由せず、託送料の負担なしで、顧客にメガソーラーの電力を販売できる。

 加えて、他事業者の再エネ事業に対するO&M(運営・保守)サービスや維持管理事業を手掛けることで、収益機会を増やし、地域雇用の創出を目指す。経済産業省の「スマートコミュニティ導入促進事業費補助金」を活用する。

 代表取締役として、社長は葛尾村・副村長の馬場弘至氏、副社長は福島発電・代表取締役社長の鈴木精一氏が就任する。資本金は4200万円。葛尾村が2200万円、福島発電が2000万円を出資する。10月10日に登記予定。

 メガソーラーと蓄電池、自営線を組み合わせた電力供給事業については、福島県相馬市とIHIが連携して建設・運営している「そうまIHIグリーンエネルギーセンター」の例がある (関連記事:相馬市の「地産地消型メガソーラー」、自営線で下水処理場に送電)。

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