北東から見た新庁舎外観パース(資料:高知市)
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包括委託の想定業務内容(資料:高知市)
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 高知市は、市庁舎の管理業務(保守・点検・管理・清掃など)の包括委託について、民間事業者からの意見を求めるサウンディング型の市場調査を実施する。包括委託は新市役所への移転(2019年9月下旬引き渡し)に合わせて導入を検討している。2019年2月~3月にかけて公募を実施し、5月に事業者を決定する計画だ。サウンディングへの参加申し込みは10月12日まで。10月22日から25日の期間に、事業者それぞれと個別に、直接対話による意見交換を実施する。

 新庁舎は、旧庁舎があった場所に建設中で、完成後は地上6階・地下1階建て、延べ面積3万2420m2の規模となる。現在、市役所は仮移転中で、2019年9月下旬に新庁舎で業務を開始する予定だ。新庁舎では、これまで個別の業務ごとに委託契約を結んできた保守や点検、管理、清掃などの業務を、一元化して複数年での一括契約にするほか、総括管理業務も追加し、一体的な管理体制の実現を目指す。包括委託の業務には、近接する第二庁舎、書庫棟、たかじょう庁舎も範囲に含める。

 包括管理の具体的な業務内容は、設備の運転監視、日常的な点検保守、機械警備、環境衛生管理、植栽管理といった施設管理業務全般に加え、駐車場の管理運営業務、当直受付・警備保安業務、清掃業務、およびこれらを一括してマネジメントし、市との窓口になる総括管理業務などだ。

 これらを踏まえて、調査では、事業者のメリット・デメリットや参画意欲、参画にあたっての課題といった施設管理業務の包括委託に関すること、発注仕様のあり方、および業務実施が可能な範囲や実施主体、実施形態など業務内容について、意見を交換する。公募条件に関することや市に配慮してほしいこと、提示してほしい資料や要望、懸念事項などについても意見を求める。調査の結果は11月上旬に、概要を公表する予定だ。