横浜市は、修繕工事中の横浜マリンタワーを魅力あるものにするため、空間演出やイベントを行う事業者を、プロポーザル方式で公募する。参加申し込みは10月15日まで。資格確認のうえ11月26日までに提案書提出、12月2日にプレゼンテーションを行い、12月中旬に受託候補者を決定する。2019年〜21年度まで同一事業者に委託する予定で、19年度の業務価格は上限4600万円。

[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]
マリンタワーの外観と仮設計画。仮囲いは高さ3m、総延長約170mだ(写真:日経BP総研、資料:横浜市)

 横浜マリンタワーは1961年建設。ピーク時には年間100万人以上が訪れたが、近年は20万人強で推移しており、来訪者の平均年齢は市内の文化・観光施設全体の平均に比べて高くなっている。市は22年3月までを予定する修繕期間中もタワーの存在感を演出し、若い世代の認知度を高めるため、仮囲いや塔体を活用した空間演出やイベントを委託する考えだ。

 公募にあたっては、「都心臨海部におけるシンボル性の再定義」「山下町エリア全体に波及する賑わい創出」「市の中期4か年計画2018~2021などへの貢献、東京2020オリンピック・パラリンピック開催期間中の都市装飾や創造的イルミネーションなど関連事業との連携」の視点を考慮した企画提案を求める。なお、企画に際しては、「営利を目的とした表示は不可(例えば、企業名や商品名を表示したり、商品や企業を連想させる絵や写真は不可)」「イルミネーションの実施は午前0時までとする」などの制限がある。

 事業者の業務としては、2019年度は空間演出デザインの検討や企画、20~21年度は設置物の設置や年6回程度のイベント実施を想定する。KPI(主要業績評価指標)と測定方法を提案し、効果を測ることが求められる。