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音楽利用を中心とした多目的施設、魚津市が民間対話で活用を模索

萩原 詩子=ライター【2018.10.12】

魚津市の概要と「学びの森」の位置図(資料:魚津市)
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「学びの森」の平面図(資料:魚津市)
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「学びの森」のウェブサイト

 富山県魚津市は、「新川学びの森天神山交流館(以下、学びの森)」の活用に向けたサウンディング調査を実施する。参加申し込みは11月6日まで、11月12日~16日に対話を実施し、12月下旬に結果を公表する。

「学びの森」は短期大学の跡地を利用した多目的研修施設。魚津市では施設のうち稼働率が低い宿泊施設・体育施設・食事施設を2023年度までに廃止する方針だ。一方で、音楽利用を中心とした本館・レッスン棟は引き続き維持する。

 施設は魚津市中心部から車で15分程度の山間部にあり、敷地面積5万7571m2、延べ面積1024.44m2の鉄筋コンクリート造2階建て。1980年に開校し、2002年に閉校した洗足学園魚津短期大学の跡地で、グランドピアノ20台をはじめとした楽器を所有する。16年度の施設収入は1320万7336円、維持管理経費は6106万6094円で4785万8758円の支出超過となっている。一方で毎年6000~7000件の利用実績があり、利用者は約5万人を数える。周辺には野球場、歴史民俗博物館、天神山ガーデン(花園)、天神山城跡、温泉施設などがある。

 現在は財団法人魚津市施設管理公社による指定管理を行っているが、2020年度に指定管理期間が終了する。今回の調査では、廃止予定の施設の民間への譲渡や敷地の貸与による活用策や、2021年度以降の施設運営などについて民間から意見やアイデアを募る。

 なお、今回の調査は 魚津官民連携地域プラットフォームにおいて実施するという位置付けだ。「官民連携地域プラットフォーム」とは、国土交通省が2015年度から形成に取り組む産官学金の協議の場。魚津市では魚津総合公園や「学びの森」の官民連携による活用を目的として、17年度から会合を持っている。市内外から幅広い業種の民間業者の参加を得て、事業に関心を持ってもらうことが目的だ。今年8月には「第2回とやま地域プラットフォーム」において、「学びの森」の活用についてのワークショップを開催した。今回は、さらに具体的な提案や意見を民間事業者から得るとこを目的として調査を実施する。

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