トライアル・サウンディングの事業者向けチラシ(出所:名護市)
トライアル・サウンディングの事業者向けチラシ(出所:名護市)
[画像のクリックで拡大表示]

 沖縄県名護市は、名護湾に面した21世紀の森公園周辺エリアの「リクリエーションゾーン」「海のアクティビティゾーン」にある公共施設について、民間事業者に一定期間利用させるトライアル・サウンディングを実施する。2021年10月4~29日まで参加を希望する事業者を募集しており、同年11月6日から12月26日までを利用期間とする。質問受付は10月15日まで。

 名護市は21世紀の森公園周辺エリアの施設について、官民が連携して運営する公募設置管理制度(Park-PFI)の導入に向けた条件の検討を進めている。このため、民間事業者が集客性や採算性を実際に確認できるトライアル・サウンディングを実施して、具体的かつ実現性の高い事業方針の策定を目指す。

 参加を希望する事業者は、応募時に「公衆の都市公園の利用に支障を及ぼさない」「利用する市民などの利便性、サービスが向上する利用内容であること」などの条件を満たす利用方法を提案する必要がある。また、参加希望の事業者が多い場合は、応募しても参加できない可能性があるという。

 利用させる施設は、リクリエーションゾーンがイベントドーム、ビーチハウス、バーベキュー場、野外ステージ、海のアクティビティゾーンが人工ビーチ。事業者はトライアル・サウンディング実施後、事業内容や収支状況などをまとめた詳細事業報告書を名護市に提出する。費用負担は、公園使用料および上下水道料は全額免除(ただし上水道の水栓を専有する、または水を大量使用する場合は別途相談)、電気については発電機、ガスについてはプロパンガスを、いずれも事業者が用意する。

 名護市では2022年の春から夏の時期にも再度、トライアル・サウンディングを実施することを検討しており、今回と2022年の結果を踏まえて、施設の活用方針とPark-PFIの公募条件を決定する。Park-PFIの事業者公募および選定は2023年度の実施を予定しており、トライアル・サウンディングに参加した事業者には、審査の際に評価点を加点することも検討している。