居心地の良い空間づくり社会実験「晴れた日は公園でTea Time♪」の告知チラシ(資料:佐久市)
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佐久市の「市民交流ひろば」の紹介ページ

 長野県佐久市は、「居心地の良い空間づくり」を目指す社会実験「晴れた日は公園でTea Time♪」を、10月6日に開始した。市内の公園「市民交流ひろば」の活用方法を模索し、利用を促進するのが狙いだ。具体的には、同市が用意したレジャーシートを協力企業のカフェやファストフード店に預け、各店舗への来店者に貸し出して、公園に足を運んでもらおうというもの。社会実験は10月28日まで実施する。

 参加したい市民は、協力店舗のカウンターで、社会実験に参加希望だと伝え、飲み物と食べ物をテイクアウトで注文する。レジャーシートを借りて市民交流ひろばに移動し、芝生に広げてティータイムを楽しんだ後、帰る際に公園に設置された回収箱へシートを入れるという流れだ。使用後のレジャーシートは市が回収し、再び店舗に届ける。協力企業はスターバックスコーヒージャパンイオンモール佐久平店と、モスバーガー佐久平駅前店の2つ。これまでの初期段階における利用者には、子どもを連れたファミリー層が多いという。

 佐久市は2018年度から、佐久平駅周辺の公共施設を活用した「プレイスメイキング(居心地の良い空間づくり)」に向けた事業を行っている。6月には市民参加型のワークショップを立ち上げ、筑波大学芸術系の渡和由准教授による学習会や現地調査を実施し、居心地の良い空間づくりの案について議論してきた。今回はその事業の一環として、市民交流ひろば内の大型遊具を設置している場所に比べてにぎわいに乏しい広々とした芝生エリアに着目する形で、「晴れた日は公園でTea Time♪」の開催が決定した。