「メガソーラービジネス」2019年10月11日付の記事より

 佐賀県は、佐賀大学と連携して再生可能エネルギー関連分野における研究開発や市場開拓などを推進する「再生可能エネルギー等イノベーション共創プラットフォーム(CIREn、セイレン)」を設立した。10月8日、設立総会を開催した。

 CIREn(Co-creative Innovation platform for Renewable Energy)は、オープンイノベーションを基軸に、産学官連携による再エネなどの研究開発や市場開拓をすすめることで、県内で関連産業の創出を加速させることを目的としたもの。幕末の佐賀藩が1852年に設置した理化学研究所「精煉方(せいれんがた)」の現代版を目指すという。

 また、SDGs(持続可能な開発目標)の「4 質の高い教育をみんなに」「7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」「8 働きがいも経済成長も」「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」達成への貢献も目指す。

 主な活動内容としては、研究分科会やセミナー・交流会などの「交流機会の提供」、研究分科会活動への支援などによる「研究開発の推進」、大学などと連携した「人材育成」、開発成果の海外展開への支援などの「市場開拓」などを挙げる。

 2019年度は「洋上風力発電」「太陽光発電」「海洋温度差発電関連技術」「電気化学」「遠隔監視」「無線電力伝送」「未利用熱利用空調システム」「レアメタル回収」「ものづくり」の9つのテーマの研究分科会を設置する。また、研究分科会が行う研究開発や製品開発につながる取り組み(事前調査、試作研究)に対する支援事業を行う。

 設立当初は、県内企業24社、県外企業1社、NPO・NGO1団体、行政機関5団体、個人(大学教授・准教授・助教48人、製造業1人)の合計80会員が参加する。

研究開発の進め方イメージ
(出所:佐賀県)
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