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事業スケジュールのイメージ(資料:長野市)

 長野市は、善光寺に隣接する城山公園の再整備に向けて、サウンディング型の市場調査を実施する。民間事業者のアイデアを、今後の事業手法の参考にし、着手中の基本構想策定に役立てたい考えだ。調査は、2019年1月21日から25日の期間に実施する(申し込み締め切りは1月10日)。調査に先立ち、11月2日に現地見学を含めた事前説明会を開催する(申し込み締め切りは10月26日)。

 城山公園は、JR長野駅から車で10分の場所にある広さ13.4ヘクタールの総合公園だ。園内には動物園や市民プール、テニスコート、広場、少年科学センター、県立信濃美術館などの施設が点在している。現在、県立信濃美術館は、2021年の開館を目指してリニューアル計画が進んでおり、それにあわせて、城山公園も再整備を進める形だ。美術館を核にした新たな魅力向上と集客力の強化を目指す。

 今回の調査の対象とするのは、公園内にある下図表の10施設だ。

■調査対象施設
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(資料:長野市)

 これらの施設について、再整備、廃止予定施設の跡地活用、魅力的な使い方といった視点で、Park-PFI(公募設置管理制度)なども活用して、民間の資金や経営能力、技術を活かした事業を提案する。既存施設を廃止する想定での提案でも構わない。

 市は、提案の例として、カフェ、レストラン、売店、宿泊施設のほか、噴水広場とふれあい広場が一体的に利用できる空間となるアイデア、芸術と文化をテーマに噴水広場に設置する装備品や遊具などの提案、プール・科学センター・動物園が一体となった複合施設、公園を活用した自主事業や管理体制の工夫による管理コスト低減策、イベントやプログラムの提案などを挙げている。

 これらを踏まえて、調査では、事業化が期待できる場所、事業内容、公園の優位性・可能性と事業推進上の課題・問題、周辺地域との連携や地域貢献、管理コスト低減策などについて、対話を交わす。

 長野市では、この調査で集まった提案のうち、早期の段階で事業化が見込めるものは、事業化に向けた検討を進め、公募要項を検討する段階などで再び調査を実施するとしている。また、早期の段階で事業化が見込めない提案は、中長期計画の参考にしていく。