浜松新電力は2015年に発足した
(出所:日経BP)
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「メガソーラービジネス」2019年10月16日付の記事より

 浜松市などが出資して設立した新電力の浜松新電力(浜松市)は9月24日、固定価格買取制度(FIT)の買取期間が満了した「卒FIT」の住宅太陽光発電の余剰電力買い取りサービスを11月から開始すると発表した。

 買取単価は7円/kWhで、個人・法人は問わないが同社から電力購入することを条件としている。期間は原則1年間(自動契約更新あり)。同社は、8月から低圧向け(個人・法人)電力販売を開始している。

 同社は「エネルギーの地産地消」を目的として発足した経緯があり、今回購入した「卒FIT」余剰電力は、市内すべての小中学校などで使用する計画。浜松市では、政策目標として2030年度に電力自給率20.3%、再エネ導入量79.5万MWh、電力使用量10%削減(2011年度比)を掲げている。

 なお、中部電力の「卒FIT」買取単価は、条件なしの基本サービスで7円/kWh、自社電力契約者向けは8円/kWh。企業ポイントサービスでの還元も行っており、Amazonギフト券では実質8.1円/kWh、イオンのWAONポイントでは実質9円/kWhでの買い取りとなる。

 また、新電力各社の買取単価は、全国展開するスマートテックが10円/kWh、JXTGエネルギーが10円/kWh、シャープエネルギーソリューションが8.4円/kWh、シェアリングエネルギーが8円/kWh。中部圏では、地域新電力の鈴与商事は10円/kWh、東邦ガスは9円/kWh、静岡ガスは8.3円/kWhでの買い取りを表明している(関連記事:【卒FIT太陽光の買取単価・一覧表】最高値はスマートテックとJXTGエネ)。