Park-PFI 活用を予定する国営明石海峡公園「シースケープ・ラウンジ」(資料:国営明石海峡公園事務所)
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「シースケープ・ラウンジ」の整備イメージ(資料:国営明石海峡公園事務所)
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 国土交通省近畿地方整備局国営明石海峡公園事務所は10月11日、国営明石海峡公園の「シースケープ・ラウンジ」において、公募設置管理制度(Park-PFI)活用による民間事業者の募集を開始した。

 今回Park-PFIの対象となるのは、「シースケープ・ラウンジ」(約2.9ha)と呼ばれる南北に長く広がる海岸エリアのうちの約1万600m2。そこにおいて民間の創意工夫による海辺の展望をテーマとしたカフェなどと、周辺の園路・広場など公園施設の整備・維持管理とを一体的に実施する事業者を公募する。国交省近畿地方整備局の国営明石海峡公園事務所によると、事業者が決定すれば国営公園初のPark-PFI活用になるという。

 募集に当たっては、「テラス、バルコニーなど眺望を楽しめる場所を設置し、海をテーマにした施設にすること」「飲食施設を設置すること(自動販売機のみは不可)」などが主な条件となる。カフェ、レストラン、売店、マルシェ、コンビニなどの飲食物を販売する店舗に加え、アスレチックや体験学習施設、健康増進施設などの体験型設備の整備を期待する。エリアの一部のみを活用する提案も受け付ける。公園の使用料の最低額は、1m2当たり年816円などとなる(一部1m2当たり年300円)。

 公募手続きのスケジュールは、参加登録の提出が12月7日までで、関係書類の提出は12月25日~2019年2月4日。公募設置等予定者の決定は2019年の4月ごろで、計画の認定は5月ごろ、基本協定締結は8月ごろを予定している。

 国営明石海峡公園の担当者は「法改正を機に、国営公園初のPark-PFI活用を決断した。海と木々の緑が広がるエリアを生かし、公園自体の魅力を引き出すような施策を希望している。来園者数アップにつながるような提案を採用したい」と話す。