花博記念公園鶴見緑地(大阪市鶴見区。以下、鶴見緑地)の指定管理者の代表事業者である大和リース(大阪市)は、トヨタ自動車の立ち乗り三輪モビリティ「C+walk T」を同公園に全国で初めて導入すると発表した。利用者の移動負担経験とサービス向上が目的で、10月下旬から運用開始の予定だ。

「C+walk T」の乗車イメージと概要(資料提供:大和リース)
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「C+walk T」の乗車イメージと概要(資料提供:大和リース)
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「C+walk T」の乗車イメージと概要(資料提供:大和リース)

 鶴見緑地は1990年に開催された国際花と緑の博覧会(花の万博)の会場跡地に造られた都市公園。約122.5haもの広大な敷地を有する。敷地内には運動場、キャンプ場、ホール、バラ園などをはじめ様々な施設があり、電気自動車の無料周遊バスがコース1周30分で運行している。そうした広大な公園内の移動負担を軽減し、老若男女を問わず多くの来園者に散策を楽しんでもらうため、「C+walk T」を20台導入する。当面の間、乗車希望者に無料で貸し出す予定。

鶴見緑地の案内図。120haを超える敷地内を無料周遊バスがコース1周30分で運行している(花博記念公園鶴見緑地のウェブサイトより)
鶴見緑地の案内図。120haを超える敷地内を無料周遊バスがコース1周30分で運行している(花博記念公園鶴見緑地のウェブサイトより)
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 「C+walk T」はショッピングセンター、工場、空港など大規模施設での巡回や警備をはじめとした業務をサポートするために開発された3輪BEV(充電したバッテリーのみで走る電気自動車)だ。ハンドル周りにアクセルとブレーキをレイアウトし、誰もが直感的に操作できるように配慮されているという。最高速度は10km/h、連続走行距離は約14km、連続走行時間は2.5時間。体重100kg以下の人が利用できる。トヨタは「座り乗りタイプ」や「車いす連結タイプ」を開発中で、大和リースによれば、それらが今後発売された折には導入する予定だという。

 大阪市は指定管理者として大和リースを代表事業者とする「鶴見緑地スマイルパートナーズ」を鶴見緑地の指定管理者に指定。20年4月より20年間、鶴見緑地スマイルパートナーズが公園や園内施設の運営・維持管理業務を行っている(関連記事)。