事業スキームの概要(資料:大阪市)
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サービス対価の考え方(資料:大阪市)
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浮かび上がって見える黒が印象的な外観イメージ(資料:大阪市)
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 大阪市は、2021年度に北区中之島で開館予定の大阪中之島美術館の運営について、コンセッション(公共施設等運営権)を活用したPFI事業の実施方針(案)を公表した。コンセッションによる美術館運営は全国初となる。

 美術館は、2019年4月設立予定の地方独立行政法人大阪市博物館機構(以下、機構)が管理者となり、運営権を設定しPFI事業者に付与する。PFI事業者は、利用料金などの収入と機構から得るサービス対価で美術館を運営する。いわゆる混合型の運営方式だ。運営期間は、開館準備期間および運営権設定日から15年経過後の年度末まで(最大15年間の延長が可能)。

 作品の取得行為は機構が行うが、それ以外の美術館運営業務はPFI事業者が行う。業務内容は作品の収集、保存、研究、展示、教育普及、関連行事開催、大学・企業・地域等との連携、貸室、カフェ・レストランの運営など多岐にわたる。

 大阪中之島美術館は、地上5階建て・約2万m2の建物で、「さまざまな人と活動が交錯する都市のような美術館」をコンセプトに遠藤克彦建築研究所が設計した。2018年度内に着工予定だ。

 関心表明書の提出期限は10月31日、質問受付は11月16日まで。2019年度には、実施方針の公表、特定事業の選定、事業者公募・選定、事業契約などの締結を予定している。