施設外観(写真:北九州市情報発信強化委員会)
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位置図(資料:北九州市)
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 北九州市は国の登録有形文化財「旧古河鉱業若松ビル」の指定管理者を公募する。申請書及び事業計画書を11月15日から12月15日に受け付ける。これに先立ち、11月2日に募集説明会を開催、参加を応募の要件とする。説明会の参加申し込みは10月29日まで。12月に候補者を決定、指定期間は22年4月〜27年3月の5年間。

 旧古河鉱業若松ビルは1919年建設の煉瓦造2階建て、床面積603.38m2。市が保存改修工事を行って2004年に交流・文化・観光拠点として開設した。2つの多目的ホールと3つの会議室、資料室などがある。

 22年度の指定管理料上限額は880万円。施設の利用料金は指定管理者の収入とし、剰余金の返済を求めない利用料金制度を採る。指定管理者はほか自主事業を提案でき、これまでに地元銘菓やリーフレットの販売などが行われている。

 年間利用者数はコロナ禍の影響が小さい2019年度で3万6005人、見学者数は2万8303人。会議室などの使用料合計は250万2880円だった。今回の募集要項では、最低限度の要求水準を入館者数3万5000人、見学者数2万6000人としている。

 旧古河鉱業若松ビルは開館当初から指定管理者制度を導入しているが、24年3月までの予定で指定を受けていた前指定管理者の経営状況が悪化したため、21年9月に指定を取り消し、現在は市直営で運営・管理を行っている。