前橋市は、前橋赤十字病院の跡地を整備する「前橋版生涯活躍のまち(CCRC)事業」で、区域内の公園整備におけるPark-PFIによる整備事業者に特定非営利活動法人(NPO法人)三和会(前橋市)を選定、10月1日に発表した。三和会は福祉施設を運営しているほか、高齢者や障がい者の支援を行っている。

公募対象公園施設のカフェの完成イメージ(出所:前橋市)
公募対象公園施設のカフェの完成イメージ(出所:前橋市)
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CCRC内の公園の位置(出所:前橋市)
CCRC内の公園の位置(出所:前橋市)
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 公園の名称は「日赤跡地生涯活躍のまち(CCRC)街区公園」。面積は1919.36m2。三和会の事業コンセプトは、「いつでも誰でも気軽に集まり笑顔になれる居場所」。地域の高齢者、認知症の人、障がいを持つ人、子どもや親が気軽に集まり、笑顔になれる場所づくりを目指す。2022年3月(最大同年6月末まで)に工事を終える計画だ。

 地上1階木造の「PARK SIDE CAFE」(営業時間:7時30分から20時)を開設するほか、木造の公衆トイレを設置する。同カフェは「公募対象公園施設」、公衆トイレは「特定公園施設」として整備する。また、マルシェ・青空市、こども食堂、認知症・介護の相談、プロが教える講座、ぐんま逸品コーナーを設けるといった自主事業を提案しており、今後協議して詰めていく。

 CCRCは「Continuing Care Retirement Community」の頭文字を取った略称で、第二の人生を健康的に楽しく過ごすまちのこと。発祥は米国で、病院や施設のほか、スポーツ、ガーデニング、ボランティアなど様々な体験や活動に参加できる施設がある。これを日本で実現しようというのが「生涯活躍のまち(日本版CCRC構想)」だ。

 健康医療都市を標ぼうする前橋市は、東京圏などから元気な高齢者や中高年層を地方に呼び込み、地域住民と交流しながら健康でアクティブな生活を送り、医療・介護を受けられるような地域づくりを目指す。日赤跡地CCRC街区公園の整備はその一環として取り組む。