長野県上田市は、国道254号沿線に新たに整備する道の駅について、サウンディング型市場調査を実施する。2021年11月26日に説明会を開催(説明会への参加申し込みは11月22日まで)。サウンディングへの参加申し込みの締め切りは2022年1月14日で、1月20日(予備日1月27日)に対話を行う。新型コロナウィルス感染対策として、対話にはオンラインでも対応する。結果概要は2月10日以降に公表する。

道の駅「まるこ」(仮称)のイメージ図(資料:上田市)
道の駅「まるこ」(仮称)のイメージ図(資料:上田市)
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 道の駅「まるこ」(仮称)の整備が計画されている丸子地域は、温泉郷に隣接した農山村地域。国道152号と国道254号が交差し、中央に依田川が流れる。周囲10km圏内に丸子温泉郷が、15km圏内にはJR・しなの鉄道の上田駅、別所温泉、ワイナリーなどがある。

 国道254号は首都圏と長野県を結び、物流や交通、地域振興において重要な幹線道路だ。2020年9月に三才山トンネルが無料化されて交通量が増加した一方、トイレや休憩施設が廃止されたため、地元住民から休息施設の設置要望が県と市に提出されていた。

 整備する施設の敷地面積は概ね1ha程度で、民地を買収予定。施設の延べ床面積は800~1000m2程度、建物の構成と運営については未定だ。市は道の駅について、交通事故や災害時における交通情報の発信や防災力の強化に加えて、温泉郷などと連携した観光振興、農業者への支援、ワイン文化の復旧に向けた情報発信などが必要としている。主な施設の内容・導入機能として、魅力発信機能、地域振興施設(農産物直売所、食堂など)、地域交流施設(広場など)が挙げられている。

 サウンディングの対話では、次の2項目のどちらか、または両方について事業アイデアなどを聞く。

  • 防災、情報発信および地域振興の場として、安全でにぎわいの場となるアイデア提案(施設のコンセプト、利用者誘客プログラム、近隣の農業関係団体や観光施設との連携など)
  • 運営していくためのアイデア提案(運営の考え方、地域貢献に対する考え方・提案、行政に求める支援や配慮してほしい点など)