大浜公園の位置など(資料:静岡県)
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現在の主な施設と施設配置(資料:静岡県)
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施設配置計画(資料:静岡県)
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リニューアル後のイメージ(資料:静岡県)
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 静岡市は、プールと公園などで構成する大浜公園について、PFIによる再生方針を示した「大浜公園リニューアル基本計画(案)」を策定、利用者の意見を募集中だ。締め切りは11月29日(必着)。

 大浜公園は、大浜海水浴場の代替施設として1930年(昭和5年)に開園した。公園区域の面積は約3.2ha。静岡駅から南に約5kmの安倍川の河口近くに位置し、富士山と駿河湾を望む浜辺に隣接する。静岡駅からバスで30分、東名高速静岡ICから車で約5分、今年秋に供用開始予定の日本平久能山スマートICから約7分と、広域集客も見込める立地だ。

 公園内にある大浜プールは無料で利用できる人気施設で、年間約12万人が訪れる(2016年実績)。しかし、近年は施設の老朽化が進行し、維持管理費等が増加していることなどから、施設の存続・廃止の選択を迫られていた。このため、市では「プールの存続」と「有料化の是非」を含めたリニューアルについて検討を進めていた。

 基本計画では、プールの有料化を前提に、以下の3つの方針が示されている。

  1. 水に親しむ公園としての新たなスタート
    水に親しむことをテーマとしてプール施設等などのリニューアルを行うと同時に、プールだけにとどまらない新たな公園サービスを検討
  2. 富士山と駿河湾を望む立地を活かした通年利用サービスの提供
    富士山と駿河湾を望む浜辺に隣接する立地を活かし、子育てや健康長寿などの市民のニーズに応える保養やアクティビティの場として、新たな通年利用のサービスを提供
  3. 地域の憩いの場としての価値提供
    広域利用が期待されるが、近隣公園としての機能を保持し、近隣の住民に憩いの場、遊びの場、健康増進の場としての価値を提供

 事業手法としては、公園全域を対象区域として30年間のPFIを想定。「プール施設」「公園施設」はBTO方式、「収益施設」「駐車場」はBOO方式とする。事業費概算は約18億~20億円。プールの年間利用者数13万人、公園全体では年間28万人以上を目指し、VFMは22%程度を見込んでいる。今後は2019年度中に基本計画を策定、20年度に事業者を公募・選定し、2025年度夏の供用開始を目指す。