13の評価項目(資料提供:コトラボ)
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「小規模公園活用プロジェクト」。2017年から調査とパイロット事業を日出町第二公園でスタートしている。写真は同公園で開催されたマーケットの様子(資料提供:コトラボ)
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 小規模公園の有効活用に取り組む豊島区は、区内の164公園を調査し、このうち小規模な公園を中心に6公園をモデル公園の候補に選定した(公園名は現時点では公表していない)。今後、地域住民によるワークショップなどを経て、今年度中をめどに各公園に合った活用内容を具体化・試行する計画だ。

調査対象は、区内86カ所の公園、66カ所の児童遊園、2カ所の区民の森など計164カ所。調査は、公園情報プラットフォーム「PARKFUL」を開発・運営するコトラボ(港区)に委託した。

 同社は、豊島区から提供された公園の基本データに加え、実際に公園に出向いて遊具、ファニチャー(ベンチなどの公園施設)などをチェック。これらのデータを「地域課題の有無」「子どもの利用状況・園庭利用状況」「近隣施設(保育園・小学校)」など13項目にわたって分析・点数化し、評価を行った。

 豊島区内には大規模都市公園がない一方で、小規模な公園や児童遊園が多数、点在しており、地域のなかでそれらの公園が活用されていないことが課題となっている。そこで豊島区では、小規模公園の活用を通じて地域コミュニティの活性化や地域住民の主体的な活動につなげることを目指す「小規模公園活用プロジェクト」に取り組んでいる。2017年から調査とパイロット事業を日出町第二公園でスタートしており、これまでに地域住民や近隣商店、良品計画(豊島区)と協業し、公園でのマーケット開催などを試験的に行ってきた。今回の調査も同プロジェクトの取り組みの一環だ。