訓練モードのトップ画面(資料:ヤフー)
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津波発生時にどう動くかをチェックする画面(資料:ヤフー)
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 兵庫県は11月5日の「津波防災の日」に、南海トラフ地震の発生を想定して実施する「南海トラフ地震津波一斉避難訓練」において、ヤフー(東京・千代田)が提供するスマートフォン向け防災通知アプリ「Yahoo!防災速報」と連携する。

 「Yahoo!防災速報」は、緊急地震速報や豪雨予報、避難情報などの防災情報を、プッシュ通知で知らせる無料アプリだ。10月29日から11月12日までの期間限定で、「訓練モード」を公開しており、今回の訓練では、この機能も活用する。

 「訓練モード」は、アプリの画面上の「『防災トレーニング』を公開中」というバナーをタップすると利用できる。訓練は、地震用と津波用の2種類がある。地震用は、緊急地震速報が通知されたことを想定し、その際の通知画面のイメージや、屋内にいる場合と屋外にいる場合のそれぞれについて、とるべき行動をイラストと文章で解説する内容だ。津波用は、大津波警報が発表されたことを想定し、通知画面のイメージを表示するほか、避難する場所を設問形式で問いかける。「Yahoo!天気・災害」サービスで提供している避難場所マップと連携し、自宅や職場、現地近くの避難場所を確認することもできる。

 兵庫県が行う津波一斉避難訓練は、11月5日の10時に発災するという想定で、企業や学校で、実際に避難行動を行うという内容だ。この訓練に合わせて、「Yahoo!防災速報」でも「【訓練】大津波警報(10時02分発表)兵庫県」のプッシュ通知を行う。県は、事前または当日に、同アプリの訓練モードなどを活用し、地震とそれに伴う津波の発生時に取るべき行動や避難経路、避難先の確認をするよう呼びかけている。

 兵庫県とヤフーは、2018年5月に「災害に係る情報発信等に関する協定」を締結し、共同で災害情報の発信を強化している。2018年8月には、「Yahoo!防災速報」内の「自治体からの緊急情報」の提供を開始し、アプリを通じて、県内の緊急災害情報や避難所の開設状況などを住民に通知している。