鹿児島県西之表市は、市中心部にある西之表商店街の道路(国道58号)において一方通行化の社会実験を行う。社会実験の期間は2020年11月8日午前7時~9日午後7時(天候不良の場合は11月22日〜24日に変更)。対象区間は、中学校下交差点から東町交差点までの約500mだ。期間中、車両は中学校下交差点から東町交差点に向かう一方向のみ通行できる。

社会実験中の歩行空間のイメージ(資料:西之表市)
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 社会実験の目的は「歩行者通行空間の確保」「路上駐停車車両と車両スピードの改善」「商店街の活性化とにぎわいづくり」の3点。市は、荷さばきのための駐停車帯を7カ所確保し、車の速度を抑制するためスラローム化(障害物設置による蛇行)を行う。さらに、歩行空間を広く確保するスペースを6カ所に配置する予定だ。実験期間中はコミュニティバス「わかさ姫」の北回りルートの一部区間が変更されるほか、通行は2トンまでの小型車のみに規制される。

社会実験の具体的な施策(資料:西之表市)
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 この社会実験は、2018年度から市が進める「港町再生基本構想」の一環として、市民だけではなく、出郷者、Iターン者などとも協議を行い、検討を重ねてきたもの。「歩きたくなるお散歩みなとまち」を目指し、商店街の活性化や誘致を目的とした「商店街リーディング軸(国道58号)の道路空間デザイン」施策の1つとして実施する。