川崎市総合自治会館跡地の位置図(資料:川崎市)
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調査対象事業用地(資料:川崎市)
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 川崎市は、東急武蔵小杉駅から徒歩5分の距離にある川崎市総合自治会館の移転に伴う跡地活用について、市場調査を実施する。11月14日に事前説明会を開催(参加申し込み11月8日まで)、調査への参加申込みは11月15日~12月6日、対話実施は12月13日~19日。12月下旬~2019年1月下旬に結果の概要を発表する予定だ。

 川崎市総合自治会館は2020年6月に武蔵小杉駅近くに竣工予定の建物に移転する。今回の調査対象となるのは、移転後の建物や用地、およびその周辺の公用地。土地面積は合計約2900m2で、建物は築35年、床面積1387.67m2の鉄筋コンクリート3階建てだ。市は、10~20年の事業用定期借地契約による民間活用を想定している。対話では、跡地全体に限らず、建物の新設、既存施設の改修、施設の運営・維持管理、イベント開催、テナントなど、事業の一部のみの参画検討者も対象に意見を募る。

 対象地は武蔵小杉駅周辺に残る貴重な公用地。西側に桜の名所である二ヶ領用水、その後背に住宅地があり、東側は道路拡幅整備中の国道409号に面する。北側には中原区役所など公共施設が集積する立地だ。

 国道409号道路拡幅事業の進捗状況に応じ、取得した残地や隣接する旧中原消防跡地の一部を含めるなど、敷地が一部増減する場合がある

 市は事業内容について、以下のような項目を想定している。

  1. 賑わいや憩いに資する施設などの導入
  2. うるおいと賑わいのある広場の整備・運営
  3. 地域住民が利用する多世代交流の場づくり
  4. 二ヶ領用水とのつながりを活かした空間づくり
  5. 災害時等に地域住民が活用できる防災機能

 また、跡地活用の条件として、(1)新設する建物の高さ制限約10m、(2)現状と同等以上の広場空間の確保、(3)不動産鑑定評価を目安とした貸し付け料、を挙げている。

 主な対話内容は、事業用地に対する評価、事業方式、施設の用途、規模、管理・運営方法、事業内容、諸条件、その他の活用提案だ。

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