自動運転EV「Milee(マイリー)」(資料:アイサンテクノロジー、近畿日本ツーリスト首都圏、アーク ノハラ、群馬大学)
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自動運転EV観光用モビリティ「eCOM-10(イーコムテン)」(資料:アイサンテクノロジー、近畿日本ツーリスト首都圏、アーク ノハラ、群馬大学)
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 近畿日本ツーリスト首都圏(東京・新宿)など計4者は12月9日から、東京の島しょ地域のひとつである三宅島で、自動運転車両を活用した試乗モニターツアーと実証実験を実施する。東京都と東京観光財団が実施する「島しょ地域交通サービス」事業を受託した。同事業は東京の島しょ地域への旅行者誘致を推進し、旅行者が観光地を快適に移動するための交通サービス整備につなげる狙いだ。

 近畿日本ツーリスト首都圏のほかに、アイサンテクノロジー(名古屋市)やアーク ノハラ(東京・新宿)、群馬大学の次世代モビリティ社会実装研究センター(群馬県前橋市)が参加する。各社の役割は、近畿日本ツーリスト首都圏が旅行企画・実施と実施運営と全体調整、アイサンテクノロジーが車両提供と運営協力、アークノハラと群馬大学が車両提供と運営協力を担う。 

 モニターツアーの実施内容は、自動運転EV「Milee(マイリー)」と自動運転EV観光用モビリティ「eCOM-10(イーコムテン)」の2種類の試乗体験を中心としている。意見交換会と旅行終了後のアンケートで、自動運転自動車を活用した観光振興を検証する。

 ツアーは2泊3日(船中1泊、島内宿泊施設1泊)。東京都三宅島三宅村の観光関連事業者や旅行会社などの関係者向け(出発日12月9日、定員約20名)と、一般向け(出発日12月13日、20名)の2回実施する。参加費は無料で、食事代、宿泊料、交通手段の利用料、ガイド料、施設入場料金などを含む。

 一般向けのツアーは、「自動運転車両を利用した観光モニターツアーin三宅島」という名称で近畿日本ツーリスト首都圏がウェブサイトなどで受託販売した。10月26日に締め切られたツアーへの応募は、担当者によると定員20人を上回る申し込みがあり、参加者は抽選で決められる状況だという。