等々力緑地の施設配置(資料:川崎市)
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等々力緑地の位置(資料:川崎市)
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民間活力の活用方針(資料:川崎市)
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 川崎市は、都市公園の等々力緑地の陸上競技施設の整備や公園利活用などについて、民間事業者から事業アイデアを求めるサウンディング型の市場調査を実施する。

 川崎市では等々力緑地公園内の陸上競技場の整備手法や、公園設置管理制度(Park-PFI)などの活用、公園内施設の一体的・横断的な維持管理による公園の魅力向上策を検討している。今回の調査では、検討している事業の市場性や民間事業者の意向を把握し、今後の幅広い検討と、民間事業者との効果的な連携を図るための仕組みづくりに役立てたい考えだ。川崎市では、調査結果公表(2019年1月頃予定)後に、事業者の公募をできるだけ早期に実施することを目指し、公募条件の検討を進めていく。

 調査は調査は12月中に実施する。申し込みは12月5日まで。また、調査実施に先立ち、11月14日に現地にて説明会を開催する。申し込みは11月12日午後5時まで。

 等々力緑地は中原区等々力にある約43万m2の公園だ。サッカー場と併用の陸上競技場のほか、硬式野球上(現在は工事中)、テニスコート、サッカー場、アリーナなどの運動施設を中心に、市民ミュージアムや釣池、豊富な植栽スペースなども備えている。サッカーJリーグの川崎フロンターレのホームスタジアムにもなっている陸上競技場は、第1期整備として、メインスタンドの整備を終え(2015年3月供用開始)、現在、サイドスタンドとバックスタンドを整備する第2期整備に向けて検討を進めているところだ。

 調査では、等々力緑地の魅力創出や集客力、ブランド力の向上に資する施設や機能の導入を目指し、民間事業者の幅広いアイデアを求める。具体的には、以下の項目について提案を求めている。

  1. 緑地と緑地内施設の一体的・横断的な管理運営手法等について
  2. 等々力陸上競技場第2期整備に係る事業手法等について
  3. そのほか、今度の公園施設の整備に係る事業手法等について
  4. 緑地と緑地内施設を活用した民間収益事業の事業内容等(ネーミングライツも含む)について
  5. 提案を実現するための事業費(概算)について
  6. 提案にあたっての課題や市に対する要望事項等について

 提案は、1.~4.のいずれか1つでも構わない。提案内容に関連して、可能な限り5.と6.についての記載も求める。また、等々力陸上競技場第2期整備については、2018年3月に策定された整備計画では公設を想定しているが、それ以外の手法も含めて、広くアイデアを求めている。

 なお、2010年10月に策定された「等々力緑地再整備基本構想」で示された方向性は、みどり豊かなやすらぎと安全・安心の場となる公園/川崎から発信するスポーツ・健康づくりの拠点としての公園/多様な交流を生み出す場となる公園―の3点だ。提案にあたっては、この考え方を踏まえるものとする。