福岡市は、市の主催イベントや地域で実施する活動への市民の参加を促す「市民活動の見える化システム」についてのサウンディング型市場調査の参加者を募集している。「市民の活動参加状況の見える化」「市民の活動に応じた特典の付与」「市民が参加した活動実績の記録および分析」「市民へ様々な情報を伝達」などの機能を持つシステムをイメージしており、こうした機能を提案・実現できる事業者を調査対象とする(個人事業主は対象外)。

福岡市が例示した「市民活動の見える化システム」のイメージ(資料:福岡市)
[画像のクリックで拡大表示]

 調査参加の申し込み締め切りは2019年11月22日。参加を希望する事業者は福岡市のサイトに公開されているエントリーシートに必要事項を入力して、電子メールで提出する。11月25日から12月13日まで、福岡市役所においてそれぞれの事業者と30分程度の個別対話によるサウンディング調査を実施し、その後、事業者に事前確認したうえで調査内容をウェブサイトなどで公表する。その際、事業者の名称や企業のノウハウに関わる部分は公表しない。

 福岡市の発表資料では、見える化システムのイメージとして、「活動参加者に市がポイントを付与し、ポイントは活動参加者が利用した商店・飲食店を経て店のスタッフである市民に渡り、その市民が施設を利用する際に市へと循環する」「活動参加者にポイントを付与し、たまったポイントは市の施設利用や商店・飲食店での割引などの特典に交換できる」といった例を挙げている。

 なお、 この調査は、福岡市が設置した官民ワンストップ窓口「mirai@」(ミライアット)によるテーマ型公募の第2弾となる。「mirai@」では、先端技術(AI・IoTなど)により社会課題の解決を促進する提案の実現に向け、関係者・地元調整、実験フィールド提供、広報支援、行政データ提供、規制緩和検討などのサポートを行う。現在、第3弾「業務効率化・市民サービス向上実証プロジェクト」への参加事業者の募集も行っている。