山梨県のサイトの「観光・魅力」カテゴリー

 山梨県は、新しい生活様式に対応した観光と交通事業の整備を目的に、「やまなし観光MaaS整備事業」の事業委託候補者を公募型プロポーザル方式で募集している。1次の書面審査は、参加申し込み期限は2020年11月20日(質問受付は11月17日まで)、企画の提案資料提出が12月8日まで。プレゼンテーションによる2次審査を12月17日に実施予定だ。

 山梨県では、観光客が足を運ぶスポットが富士北麓地域に集中しており、この地域以外での観光客誘致が課題とされてきたことなどから、「やまなし観光 MaaS」を整備し、観光客の県内周遊を促したい考えだ。事業実施期間は、契約締結の日から2022年3月31日までを予定しており、予算限度額は2億5423万4000円(消費税・地方消費税含む)。

 県は今回の事業を「実証で終了するものではなく、5年間は少なくともサービス期間を継続し、将来にわたって定着する事業を目指すもの」と位置付けている。事業者には委託業務期間終了後5年間の運用計画をとりまとめた報告書を作成、県に提出することを求める。県はこの実証事業の結果を踏まえ、2022年4月から事業の本格的運用を目指す。

 具体的な委託業務内容として、県は次の6点を挙げる。事業スケジュールは下表の通り。

  1. 「やまなし観光MaaS推進協議会」の設立・運営
  2. タクシー等二次交通事業者に対する予約・決済・位置情報等システム導入支援
  3. やまなし観光 MaaS プラットフォームと二次交通事業者システムの連携
  4. 観光サービス事業者に対する予約・決済・位置情報等システム導入支援
  5. やまなし観光 MaaS プラットフォームと観光サービス(体験等)連携支援
  6. モデル地域における実証事業(PR含む)
実証事業の想定スケジュール(資料:山梨県)
[画像のクリックで拡大表示]

 Maas用システムについては、多言語への対応やユーザー情報の蓄積・分析、他の関連システムとの連携・接続がしやすいものとするほか、チケットや旅行商品の販売、交通関連のデータ連携、キャッシュレス決済、観光コンテンツ提供などの機能を統合した仕様を求めている。