調査対象となる金剛中央公園(青少年スポーツホール)と寺池公園(資料:富田林市)
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金剛中央公園内の青少年スポーツホール(資料:富田林市)
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寺池公園(資料:富田林市)
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 大阪府富田林市は、昭和40年代に開発されたニュータウン地区である金剛地区の活性化に向け、同地区の金剛中央公園・青少年スポーツホールと寺池公園の再整備・活用策などに関するサウンディング型市場調査を実施する。サウンディングは2019年1月28日~2月1日に実施。参加申し込みを12月14日まで受け付ける。それに先立ち、事前説明・現地見学会を11月28日に開催(参加申し込みは11月22日まで)。並行して11月30日まで質疑を受付中だ。

 金剛地区は、高度経済成長期に増え続ける大阪府民の人口を郊外に分散させるように作られたニュータウンの一つ。近年、この地区で浮き彫りとなっているのが、人口減少や少子高齢化、施設の老朽化、コミュニティの希薄化などのいわゆるニュータウン問題だ。富田林市は、人口や都市基盤が密集し利便性にも優れた金剛地区の衰退は市全体の活力低下にもつながると考え、2017年3月に地区の再生・活性化に向けて「金剛地区再生指針」を策定。公園や施設の再整備などについて検討してきた。なかでも、金剛中央公園内の青少年スポーツホールは老朽化が進み、耐震性にも問題があることから、建替えを視野に入れた大規模整備などの検討を急いでいる。同市では、今回のサウンディング調査結果をもとに、事業化が可能なものについては順次公募を行い、およそ3年をめどにした事業着手を目指す。

 今回対象となる事業エリアは、金剛中央公園(2万7991m2)および公園内の青少年スポーツホール(延床面積1069m2)と、寺池公園(3万7528m2)。募集対象となるのは民間事業者やNPO法人、または複数の法人などが構成するグループで、サウンディングでは既存公園施設の活用策や新規施設の設置案、土地・空間の特性を生かしたプログラム・取り組み、地域コミュニティの活性化、生きがいや雇用を創出する仕組みなどについての提案を求める。

 富田林市の担当者は「対象施設に民間の活力を生かせるポテンシャルがあるのか、本当に施設の活用促進ができるのかを見極めていきたい。再整備を足がかりに、地区の魅力向上やニュータウンの活性化を進めたい」と話す。