施設に求める機能のイメージ(資料:高知市)
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対象地の位置(資料:高知市)
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 高知市は、中心市街地にある市有地2564.06m2の定期借地権による活用について、民間事業者との個別対話を実施する。参加申し込みは12月8日まで、12月15日までに対話資料を提出し、12月20日~日に個別対話を行う。結果を反映し、22年3月頃から公募型プロポーザルを実施する計画だ。

 個別対話では、市が策定した「新図書館西敷地利活用事業実施方針(案)」について意見を求める。対象地は追手前小学校跡地の一部で、複合施設「オーテピア」の西側に位置する。方針案では、対象地で整備する施設に求める「必須機能」として、500m2以上・緑被面積50m2以上の屋外広場、家族で訪れてこどもが安全に遊べる「家族機能」、中心市街地活性化への配慮を、「期待機能」として、観光客向けの施設、日曜市・よさこい祭りとの連携やイベント、「任意機能」として物販・飲食・宿泊などの収益施設を挙げている。

 この機能と応募条件などの課題について、事業者の意見や提案を聞く。施設の整備・管理運営費用は事業者負担が基本だが、必須の「家族機能」については、公益性が高ければ市の一部負担も検討している。対話では、その際の公益性の考え方と市の負担額の試算も求める。

 対象地は高知市中心市街で最後の大規模な未活用市有地であることから、市は2016年から活用策の検討を重ねてきた。17年9月から公募型プロポーザルを行い、一度は実施候補者を選定したが、提案に対して市民の十分な理解が得られず19年2月に再公募を決定。改めて新図書館西敷地利活用事業基本方針改訂版を2020年3月に策定。この基本方針やサウンディング型市場調査(関連記事)の結果などに基づき、新たな実施方針案(以下、方針案)を策定した。