京急アクセラレータープログラムのウェブサイト

 京浜急行電鉄とサムライインキュベート(東京都品川区)は、ベンチャー・スタートアップ企業とのオープンイノベーションにより新規事業の創出を目指す「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM (京急アクセラレータープログラム)」の第2期を、2018年11月21日から開始した。

 「モビリティを軸とした豊かなライフスタイルの創出」を新規事業創出のビジョンに掲げる京急電鉄は、同プログラムでの事業開発を通じて、鉄道を軸とした移動インフラと各サービス、および沿線地域をつなげていく“地域連携型MaaS(Mobility as a servise)”の実現を図りたい考えだ。

 プログラム募集締め切りは2019年1月18日。同年3月18日に事業審査会を実施し、8月に成果発表会を開催する予定だ。なお、京急電鉄では、事前説明会を2018年12月10日にSENQ霞が関(東京都千代田区)で開催する。

 プログラムで事業審査会を通過した採択企業は、プログラム期間内をめどに京急グループの事業基盤を活用した実証実験フィールドを提供し、事業共創を目指す。その際、神奈川県の沿線自治体(横浜市、横須賀市、三浦市)、投資家などで構成される「メンター」から助言・支援を受けることができる。プログラム終了後には、採択企業とのテストマーケティングの検討結果などを踏まえ、京急電鉄との資本業務提携を視野に入れた事業共創を図る。

 また、京急電鉄は、サムライインキュベートが運営するベンチャーキャピタルファンド「Samurai Incubate Fund 6号投資事業有限責任組合」へ事業シナジーを目的とする戦略的出資を実行する。これにより採択企業へのファンドを通じた出資など、プログラムと同ファンドとの連携も積極的に行っていく方針だ。

 なお、第1期は2017年10月から募集を開始し、応募のあった187件の事業プランの中から、計7社の事業を採択。ビジネスホテル「京急EXイン蒲田」のフロントにおいて、近隣の民泊のチェックインを代行する実証実験を実施するなど、現在までに計4件の実証実験や事業連携を実現している。