計画地(旧商工振興センター跡地)の位置。同地のある東口側はかつて粕壁宿として日光街道や奥州街道の宿場町として栄えた(資料:春日部市)
計画地(旧商工振興センター跡地)の位置。同地のある東口側はかつて粕壁宿として日光街道や奥州街道の宿場町として栄えた(資料:春日部市)
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意見交換会までのスケジュール(資料:春日部市)
意見交換会までのスケジュール(資料:春日部市)
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春日部駅周辺で鉄道の高架化延長などまちづくりを進める(資料:春日部市)
春日部駅周辺で鉄道の高架化延長などまちづくりを進める(資料:春日部市)
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 埼玉県春日部市は、旧商工振興センター跡地の活用について、サウンディング型市場調査を実施する。質問書の受付は12月10日までで、回答は個別に対応する。また参加申し込みの受付は12月17日まで。それ以降、個別に意見交換会を開催する。

 旧商工振興センター跡地は、面積が約4200m2。東武線の春日部駅東口から徒歩7分という立地だ。以前は春日部市商工振興センター「アクシス春日部」として会議・研修・講習会・各種展示会などに利用されていた。

 春日部市は整備後の施設を「東口エリアの交流拠点」と位置付けている。意見交換会の実施後、2022年7月頃に公募を開始、同10月頃に提案書の提出、11月頃に優先交渉権者を決定予定だ。

 調査は市が「旧商工振興センター跡地活用施設整備支援業務」を委託しているURリンケージ(東京都江東区)が実施する。意見交換会には同社のほかに実施主体である春日部市が同席する。市が事業者に提案を求める主な内容は、整備する施設に導入する機能、規模、事業スキーム、運営方法など。さらに詳しくは、意見交換会の参加を申し込んだ事業者に対して事前に個別説明を随時行う。

 春日部市は2020年度に「春日部市中心市街地まちづくり計画」を策定し、持続可能なまちづくり、魅力とにぎわいのある中心市街地の創出を目指している。市の中心部には、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)と東武野田線(東武アーバンパークライン)が交差した春日部駅があるが、市街地は鉄道で分断されている。この問題を解決するため、埼玉県と東武鉄道は春日部駅付近の立体交差事業を計画しており、鉄道の高架化で10カ所の踏切をなくし市街地一体化を進める。完成は2031年の予定だ。

この記事のURL https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/112602219/