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福山市が「戦略顧問」を民間から募集、企業との兼業・副業が条件

山田 哲也=イデア・ビレッジ【2017.11.27】

 広島県福山市は、民間企業で経験を積んだ戦略顧問(戦略推進マネージャー)の公募を開始した。条件は、民間企業との兼業・副業限定で、報酬は1日2万5000円。週1日・月4日程度の勤務を想定している。交通費(鉄道料金)と宿泊費を別途支給する。応募受付は12月12日まで。転職サイト「ビズリーチ」上で募集している。

 今回、福山市が募集している戦略顧問とは、ブレーンとして市が抱える課題の分析・抽出と事業の立案・実施を行う人材のこと。主な業務としては、

  • 強化すべき重点分野の調査、検討および処理ならびに関係部局間の総合調整
  • 施策のヒアリングおよび客観的データに基づいた分析
  • 施策の立案および推進に関する専門的な助言
  • 企業などで培われたネットワークを活用した施策と企業、団体などとの結び付け

を想定している。

 福山市では、こうした戦略顧問の採用を模索する中で、都市部の企業で働く人材を市の職員として獲得することは困難だと判断。企業に所属しながら時間を区切って兼業・副業で携われるポジションを新設した。

 福山市とビズリーチでは、人材を送り出す側の企業にとってもメリットがあると説明する。具体的には、他の企業との兼業・副業の場合、競合他社へ技術ノウハウや顧客リストなどの情報漏えいが懸念されるが、自治体との兼業・副業であればそのリスクは低いこと、地方進出を検討する際の足掛かりとなること、在籍している人材のスキルアップにつながることを挙げている。

この記事のURL https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/112700527/